魔界の華は夜に咲く
アルヴァンと別れ、ベッドに横になったセンジュはずっとフォルノスの事を思い出していた。

フォルノスの温もりを。


_私の事・・嫌いじゃなかった。

それだけでいい。

それが分かっただけで幸せだから。

それだけで明日から頑張れる。




目を閉じ、その日は安心して深い眠りにつく事ができた。
< 230 / 289 >

この作品をシェア

pagetop