私が生涯1番愛する人
チェック表を押し付けたのは、下駄箱のある1階。
図書室は3階。
…途中まできて、真面目なのりは、「戻ろう」っと。
…私も知らない人にチェック表を押し付けたのが気になって…渋々、来た道を戻る。
すると、そこにはさっきと変わらない二人が…
痛い視線に顔をあげると…「…。」
じっと睨まれたままの私。
「すみません…」小さな声で謝ると、頭の上に"どさっ"っとチェック表を乗せ、
「じゃあな、熊ボス」
…そう言って帰って行った。
< 7 / 45 >

この作品をシェア

pagetop