貴女へ贈る百合詩
図書室で勉強している私

五月蠅くしている女生徒がいるので注意しようとしたら恋人である貴女が注意

いつの間に図書室へ来ているのかなって不思議な私

私は勉強しているのですが貴女が私の隣に座る

貴女の事を気にせずに勉強している私は内心気にしている

貴女は私の顔をじっと見てくるので気になる私

顔に何かついているのって問うと貴女は笑顔

気が散るから何処かへ行ってと言うと貴女はムッとして不機嫌

マズイ事を言ったかなって思うとすぐに謝罪

貴女は不機嫌なので許してくれない

どうすれば許してくれるのって言うと貴女はこう言ってくる

スティーボンでアイス買ってくれたら許してあげると言われる

私は今月お金がピンチだから無理って拒絶

そんな貴女は更に不機嫌で図書室から出て行く

私は勉強をやめて片付けてすぐに貴女の後を追う

待ってと言いながら貴女の後を追うも貴女は無視して廊下を歩く

貴女の前に回り込んでごめんなさいと謝るも貴女は怒鳴り散らす

戸惑う私は何度もごめんなさいと謝る

貴女は溜息をついて私の頭をナデナデしてくれた

私もどうかしていたと謝る貴女

仲直りが出来てホッとするも貴女は私の頬にキス

私もお返しに貴女の頬にキス

偶然にも周りいた生徒達から茶化されると二人は早足で逃げる

恋人である貴女と逃げた先は女子トイレ

女子トイレの個室に入ると内側から鍵を閉めて

二人だけの空間になると唇と唇を重ねてキス

何度も何度もキスしている私と貴女

お互いに頬を朱色に染めて羞恥心

キスしてくれてありがとうと言う私

貴女もキスしてくれてありがとうと言う

二人は微笑み合い笑顔で女子トイレから出て行く

私も貴女もおでこをくっつけて愛していると言うのだった
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