貴女へ贈る百合詩
雨の中私は傘も差さずに道中歩いていると貴女は声をかけてくる

私は貴女の事を無視して歩き続けていると貴女は付けて来る

私はどうして付けて来るのって問い詰める

貴女は風邪引くじゃない

そう言われてしまうと私は無言

そこで貴女は私に傘を差し出して貸してあげると言う

拒絶する私

貴女は傘を貸してあげるからと何度も言う

そんなやり取りをしているうちに貴女も私も雨のせいでずぶ濡れ

ぶつぶつ文句を言う貴女は私に素直になりなさいと言う

初対面なのにそんな事を言われる筋合いはないと言い返す

それを聞いた貴女は私に説教を始める

私は貴女に怒鳴り叫び狂う

貴女は落ち着きなさいと落ち着かせようとするも私は貴女を睨みつける

私も貴女も本当に全身ずぶ濡れで風邪を引いてしまう

貴女はもう我慢の限界で私の手を掴むとそのまま屋内に入り雨宿り

雨宿りしていると貴女は私に傘も持たずに何していたのと聞いてくる

私はふらふらとしていただけと返事するも貴女は馬鹿でしょと言ってくる

私は馬鹿かもしれないねと返事すると呆れる貴女

貴女は私の事をジロジロと見るもいきなり初対面なのに告白

告白された私は貴女の事を振る

貴女は諦めずにまた告白してくる

私も抵抗して貴女の事を振る

貴女はまたしても告白してくる

私は貴女の事を振るしかない

いい加減にこのやり取りに疲れた私

どうして告白してくるのって貴女に問う

そうすると貴女は好みのタイプで大好きだからと言われる

女性の人からそんな事を言われると戸惑う私

貴女は急かしてくるも私は慎重に考える

私の結論は頭の中では出ている

私はお付き合いしましょうかと言うと貴女は満面な笑みと笑顔

そんなに嬉しい事なのって聞くと貴女は私の両手を掴んで笑顔

これから恋人として宜しくねと言うと貴女はお返しに私の唇にキス

恥ずかしい私はそっぽ向くも貴女はニッコリと笑顔

貴女に出会えた事に感謝と心の中で幸せを誓う私
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