綺桜の舞う
「うん。一応、総長だから。……どこも痛くない?」
「それはそれは無傷だけど……」
伊織が俺を見る目は助けを求めてる顔。
思春期男子。
学校1の美少女に跨られて、とてもとてもテレていらっしゃる。
そして珍しいことに顔真っ赤。
「姫野、お前の勝ちだから」
「あっ、うん、ごめんね。重くはなかったと思うんだけど」
そう言ってさっと立ち上がると、伊織に手を差し出す。
「ではでは、同盟の話はまた落ち着いた頃に。
明日から、お邪魔させてもらっていいですか?」
「しゃーないね?負けちゃったから文句言いませんよ」
「ありがとう。えーっと……伊織くん?」
「あ、ちゃんと名前知ってくれてんの?」
「ん?よく湊くんがお話ししてくれるから」
……そして、いらない爆弾を投下する姫野。
もちろん、倉庫中の視線がこちらを向く。
「へぇ〜」
「……別に、何もないから」
「それはそれは無傷だけど……」
伊織が俺を見る目は助けを求めてる顔。
思春期男子。
学校1の美少女に跨られて、とてもとてもテレていらっしゃる。
そして珍しいことに顔真っ赤。
「姫野、お前の勝ちだから」
「あっ、うん、ごめんね。重くはなかったと思うんだけど」
そう言ってさっと立ち上がると、伊織に手を差し出す。
「ではでは、同盟の話はまた落ち着いた頃に。
明日から、お邪魔させてもらっていいですか?」
「しゃーないね?負けちゃったから文句言いませんよ」
「ありがとう。えーっと……伊織くん?」
「あ、ちゃんと名前知ってくれてんの?」
「ん?よく湊くんがお話ししてくれるから」
……そして、いらない爆弾を投下する姫野。
もちろん、倉庫中の視線がこちらを向く。
「へぇ〜」
「……別に、何もないから」