綺桜の舞う
「湊〜?生きてる?」
「あ?あぁ……」
「圧巻なだけ?それとも調子悪い?」
「あぁ、いや別に。ほんとに叶奏って総長なんだなーって」
「可愛いのにね」
「あぁ……は?」
ボーッと返事をしていると、ハッとしたときに後戻りできないような発言をしていた。
伊織はニヤニヤ。陽向もニヤニヤ。
夕も、柄にもなくニヤニヤしてる。
……クッソこいつら性格悪い。
成だけは、僕は知ってました、みたいな顔でけろっとしてやがる。
……怒るぞ。
と、急に視界が開けた。
「……う、わ……」
巨大な地下空間。
人がごった返すコンクリートの箱。
窓はないけど、圧迫感もそんなに感じさせない、空間。
「やばいね〜。酸素なくなりそう……」
「大丈夫だよ?
ちゃんと上に抜けてくように循環してるし、部屋の壁とか床とかにも空気流れるように太めの管が入ってるから」
「あ、いらっしゃい」
迎え入れてくれたのは、雪兎。多分この中で1番しっかりしてるけど副総長ではなく幹部。
「あ?あぁ……」
「圧巻なだけ?それとも調子悪い?」
「あぁ、いや別に。ほんとに叶奏って総長なんだなーって」
「可愛いのにね」
「あぁ……は?」
ボーッと返事をしていると、ハッとしたときに後戻りできないような発言をしていた。
伊織はニヤニヤ。陽向もニヤニヤ。
夕も、柄にもなくニヤニヤしてる。
……クッソこいつら性格悪い。
成だけは、僕は知ってました、みたいな顔でけろっとしてやがる。
……怒るぞ。
と、急に視界が開けた。
「……う、わ……」
巨大な地下空間。
人がごった返すコンクリートの箱。
窓はないけど、圧迫感もそんなに感じさせない、空間。
「やばいね〜。酸素なくなりそう……」
「大丈夫だよ?
ちゃんと上に抜けてくように循環してるし、部屋の壁とか床とかにも空気流れるように太めの管が入ってるから」
「あ、いらっしゃい」
迎え入れてくれたのは、雪兎。多分この中で1番しっかりしてるけど副総長ではなく幹部。