綺桜の舞う
「……俺、そんな……諦められないです」
「じゃあこうしましょう。
あなたと私が戦って、私が勝ったら私からも綺龍からも、夜桜からも手を引く。
あなたが勝ったら、私とお付き合いしましょう」
は?と綺龍、夜桜からの頭おかしいんじゃないかお前コール。それは俺も違わず。
一方で、鬼王のメンツは湧き上がる。
「そのかわり、戦いは私たち2人だけで、他の誰かが交戦した段階で交渉は決裂、和解ではなく弾圧の方向にことを進めさせていただきますね」
笑顔の仮面を離さない叶奏。
それに応じる相手の総長。
「もちろんですとも。叶奏さんのご要望とあらば。
全員、端によけろ」
ざっと、空間が開く。
白髪と叶奏はその中心に。
「そちらからどうぞ。私、人を殴ることが苦手なので」
「本当に大丈夫ですか?俺、一応総長ですけど……」
「えぇ、それなりに心得ています」
と、突然始まる戦い。
一瞬で間合いを詰めた白髪はにっこりと、叶奏を殴る。
が、そんなのにも動じずしっかり交わして、間合いを開ける。
「じゃあこうしましょう。
あなたと私が戦って、私が勝ったら私からも綺龍からも、夜桜からも手を引く。
あなたが勝ったら、私とお付き合いしましょう」
は?と綺龍、夜桜からの頭おかしいんじゃないかお前コール。それは俺も違わず。
一方で、鬼王のメンツは湧き上がる。
「そのかわり、戦いは私たち2人だけで、他の誰かが交戦した段階で交渉は決裂、和解ではなく弾圧の方向にことを進めさせていただきますね」
笑顔の仮面を離さない叶奏。
それに応じる相手の総長。
「もちろんですとも。叶奏さんのご要望とあらば。
全員、端によけろ」
ざっと、空間が開く。
白髪と叶奏はその中心に。
「そちらからどうぞ。私、人を殴ることが苦手なので」
「本当に大丈夫ですか?俺、一応総長ですけど……」
「えぇ、それなりに心得ています」
と、突然始まる戦い。
一瞬で間合いを詰めた白髪はにっこりと、叶奏を殴る。
が、そんなのにも動じずしっかり交わして、間合いを開ける。