綺桜の舞う
「似合ってるよ?」
「……叶奏ちゃんのだと思うとそれだけで恥ずかしいです」
「叶奏ちゃん好きだね?」
「可愛く無いですか?すごく、憧れなんです」
ふわっと笑うあんずちゃん。
……この子なんでこんな可愛いんだろ。
ちょっと。
「そうだね〜」
調子狂う。
「叶奏ちゃん、憧れます。ドストライクなんですよね。振る舞いから服装やら何から無いまで、理想像っていうか」
ニコニコと叶奏ちゃんについて語り出すあんずちゃん。
本当に好きなんだなと、思わせられる。
「あんずちゃんは、可愛いね」
「……なんでそうなります?」
「真っ直ぐだから?」
俺はあんずちゃんの頭を撫でて、ちゅっとおでこにキスをした。
案の定、顔を真っ赤にしたあんずちゃんな訳だけど、俺は笑って部屋を出た。
すごーく怒りながら、俺の後ろをついてくるあたり、悪い気はしていないのか、それともただの天然なのか。
……後者なら、立ち悪いなぁ。
「……叶奏ちゃんのだと思うとそれだけで恥ずかしいです」
「叶奏ちゃん好きだね?」
「可愛く無いですか?すごく、憧れなんです」
ふわっと笑うあんずちゃん。
……この子なんでこんな可愛いんだろ。
ちょっと。
「そうだね〜」
調子狂う。
「叶奏ちゃん、憧れます。ドストライクなんですよね。振る舞いから服装やら何から無いまで、理想像っていうか」
ニコニコと叶奏ちゃんについて語り出すあんずちゃん。
本当に好きなんだなと、思わせられる。
「あんずちゃんは、可愛いね」
「……なんでそうなります?」
「真っ直ぐだから?」
俺はあんずちゃんの頭を撫でて、ちゅっとおでこにキスをした。
案の定、顔を真っ赤にしたあんずちゃんな訳だけど、俺は笑って部屋を出た。
すごーく怒りながら、俺の後ろをついてくるあたり、悪い気はしていないのか、それともただの天然なのか。
……後者なら、立ち悪いなぁ。