綺桜の舞う
5.夜桜総長の圧力
「湊くん、あーけーて」
エレベーターを降りて早々に走り出して、俺の家の前に立つ姫野。
……絶対頭おかしいと思う。
「そろそろ自炊する気は?」
「湊くんのお料理美味しいから」
「嫁にいけねーよ?」
「お料理できる人に旦那様になってもらうね」
ニコニコしてる姫野に、俺はため息をついて部屋の鍵を回す。
ガチャっと鍵の開く音が聞こえて、扉を開けると、お邪魔しまーす、と流れるように入っていく姫野。
……本当に頭がおかしい子なのかと、疑ってしまう。
で、こいつのもっと怖いところ。
今から料理を作り始めるって言うのに俺の部屋でがっつりくつろいで飯食って、そのまま勉強して帰るとこ。
やばい、本気で。
ほんとに頭いかれてると思う。
「ねね、湊くん」
「何」
エレベーターを降りて早々に走り出して、俺の家の前に立つ姫野。
……絶対頭おかしいと思う。
「そろそろ自炊する気は?」
「湊くんのお料理美味しいから」
「嫁にいけねーよ?」
「お料理できる人に旦那様になってもらうね」
ニコニコしてる姫野に、俺はため息をついて部屋の鍵を回す。
ガチャっと鍵の開く音が聞こえて、扉を開けると、お邪魔しまーす、と流れるように入っていく姫野。
……本当に頭がおかしい子なのかと、疑ってしまう。
で、こいつのもっと怖いところ。
今から料理を作り始めるって言うのに俺の部屋でがっつりくつろいで飯食って、そのまま勉強して帰るとこ。
やばい、本気で。
ほんとに頭いかれてると思う。
「ねね、湊くん」
「何」