☆思いのままに☆

俺､他人からｷｽされるとなんか…アッチのｽｲｯﾁが入っちまうらしいんだι

案の定俺は自分を抑えることが出来ず､酔っている美月にﾃﾞｨｰﾌﾟｷｽをしてしまった。

自分の残り少ない理性でﾃﾞｨｰﾌﾟまでですんだが､俺の中に罪悪感と不快感の無さの不思議な気持ちが入り混じっていた。

「…ちっと､頭冷やしてくる」

そう３人に告げ､俺は外に出た。


この罪悪感は何だろう…
ﾀﾞﾁにｷｽしたからとか､そんなんじゃねー。
なんか､汚しちゃいけねーもんを汚した気分になる。

なんで､不快感が無かったんだろ…
いくら美月が可愛かろうが､俺と同じ男なのに……。

そんな事を考えていたら､後ろから美月が抱きついてきた。どうやら､俺がｷｽしたこと､許してくれるみたいだ。


けど正直抱きつかれて､すっげー胸がﾄﾞｷﾄﾞｷいってた。

だが､ﾀﾞﾁだと自分に言い聞かせ､ｷｽのことは無かったことにして､今まで通りﾀﾞﾁでいようと､美月の笑顔を見て思った。