諦めさせてよ 九条くん
記憶
中学
九条くんと初めて会ったのは実は3年前
中学に入ってちょっとした頃
テストが近く土日に隣町の図書館に通ってた時だった
いつも通りあまり人目につかない席に座り教科書を開いた時だった
『ごめん、隣いい?』
『えっ?』
突然声をかけられ反射的に顔を上げる
—思わず息を呑む
そこにいたのは、ほんとに男の子?ってくらい綺麗な顔立ちをしていた
今思えば多分一目惚れ
びっくりして何も言えないでいると先に男の子が声をかけてくれ
た
『ごめん、びっくりさせちゃった?ちょっと勉強したいんだけど…静かな席ここしかなくて』
『あ…』
確かに表の方はいつも賑やかだ、
特に断る理由もないしっていうかここ私だけの場所じゃないし…
そう思い私は口を開いた
中学に入ってちょっとした頃
テストが近く土日に隣町の図書館に通ってた時だった
いつも通りあまり人目につかない席に座り教科書を開いた時だった
『ごめん、隣いい?』
『えっ?』
突然声をかけられ反射的に顔を上げる
—思わず息を呑む
そこにいたのは、ほんとに男の子?ってくらい綺麗な顔立ちをしていた
今思えば多分一目惚れ
びっくりして何も言えないでいると先に男の子が声をかけてくれ
た
『ごめん、びっくりさせちゃった?ちょっと勉強したいんだけど…静かな席ここしかなくて』
『あ…』
確かに表の方はいつも賑やかだ、
特に断る理由もないしっていうかここ私だけの場所じゃないし…
そう思い私は口を開いた