舞い始めた心

目が覚めると、オーバーテーブルの上に手紙があった。

蘭へ

起きたらおれに連絡下さい

○○○○○○○○○


綺麗な字でそう書いてあった。


早速電話してみた。


「もしもし。蘭です」

「蘭。目覚めた?調子は?」

「大丈夫です。ご心配お掛けしました。」

「うんうん。また行くからゆっくり休むんだよ?」
少しお話して電話を切った。


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