舞い始めた心

点滴されて少し楽になってきた。

「龍人さん。ごめんなさい」

「何が?お互い様でしょ?蘭は俺の事看病してくれて移っちゃったわけだし、、俺こそごめんなだよ。」

頭を撫でててくれる。


「今度絶対にデートしようね。」

「そうだな。行こうな!もう少し休むか?トイレは?」

「行きたいな。」

ゆっくり起きて龍人さんに立たせてもらった。点滴バーを押してトイレに向かう

「何かあったら呼ぶんだよ?」

過保護な龍人さんだった。




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