舞い始めた心
次の日
時刻は8時半
トイレを済ませてお呼びがかかるのを待っていた。
「蘭?おはよう。緊張してる顔だなー?大丈夫難しくないから!目が覚めたら終わってるよ」
「う、うん。わかってるんだけど、こ、怖いの」
「おまじないにぎゅーしよっか?おいで蘭ちゃん」
龍人さんが腕を広げてくれる。
「うん。ほんとに安心する。」
そんな会話を、していると龍人さんのPHSが鳴り響く。
すごく嫌な予感がした。