ヤマジ君の…ヒミツ★
工藤聡史と桜田さん
「ちょ……はる子ちゃん、待ってって」
廊下に出ると、工藤聡史が追いかけてきた。
「なぁ、一緒に帰ろ? お茶でも飲みにいかへん?」
「はぁ? なんであたしがアンタなんかと?」
アンタと一緒に帰るだけで妊娠しちゃうって噂なんだけど……って言いそうになってグッと堪えた。
さっき反省したばかりじゃない。
人の噂なんてあてにならないって。
「しょうがないなぁ……お茶、一杯だけやで。しかも工藤聡史のおごりで!」
「おっけ」
工藤聡史は上機嫌で鼻歌交じりで歩いている。
ほんとマイペースだ。
廊下に出ると、工藤聡史が追いかけてきた。
「なぁ、一緒に帰ろ? お茶でも飲みにいかへん?」
「はぁ? なんであたしがアンタなんかと?」
アンタと一緒に帰るだけで妊娠しちゃうって噂なんだけど……って言いそうになってグッと堪えた。
さっき反省したばかりじゃない。
人の噂なんてあてにならないって。
「しょうがないなぁ……お茶、一杯だけやで。しかも工藤聡史のおごりで!」
「おっけ」
工藤聡史は上機嫌で鼻歌交じりで歩いている。
ほんとマイペースだ。