ヤマジ君の…ヒミツ★
きゃあああああ。

目、合っちゃった。


ヤマジ君は小首を傾げてぼんやりした目をあたしに向ける。


うわわわわわ。

どうしよっ。

反則!


その目は反則だってば!

可愛すぎるっ。



あたしはもう完全にテンパってしまっていた。

そして、普段から薄々感じてはいたけど……絶対告げてはならない言葉を発してしまうのだった。




「やっ……ヤマジ君て……ひょっとして……」


あたしはゴクリと生唾を飲む……。






「……男の人が好きなの?」




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