ヤマジ君の…ヒミツ★
ああ、それにしても。
ヤマジ君とこうして登校できるなんて……
あたしは幸せ者ね。
といってもほんの数分のことだったけどね。
残念、もう着いちゃう。
もっと学校が遠かったら良かったのに。
あたしは近づいてくる校門を恨めしげに睨んだ。
あたしがブツブツ呟いて(あくまで心の中でよ!)いたら、頭上から声が降ってきた。
「データ入力、マジでありがとう……えと……」
ヤマジ君はじっとあたしの顔を見つめる。
何か言いたげなのに、なぜかなかなか次の言葉が出てこない。
何なの?
そんな目で見つめられると、あたし……あたし……。
ああ……心臓がバクバクと煩く騒ぎ出す。
ヤマジ君とこうして登校できるなんて……
あたしは幸せ者ね。
といってもほんの数分のことだったけどね。
残念、もう着いちゃう。
もっと学校が遠かったら良かったのに。
あたしは近づいてくる校門を恨めしげに睨んだ。
あたしがブツブツ呟いて(あくまで心の中でよ!)いたら、頭上から声が降ってきた。
「データ入力、マジでありがとう……えと……」
ヤマジ君はじっとあたしの顔を見つめる。
何か言いたげなのに、なぜかなかなか次の言葉が出てこない。
何なの?
そんな目で見つめられると、あたし……あたし……。
ああ……心臓がバクバクと煩く騒ぎ出す。