ヤマジ君の…ヒミツ★
「あのさ……リボンタイと、ブラウスのボタンも……一つだけ外させてもらったんだ」
「ええっ」
慌てて自分の胸元を見ると、確かにブラウスの第一ボタンが外されていた。
ひぃいいいいい。
あたしは慌ててブラウスの襟元を手繰り寄せる。
ちょっと待ってよ……。
あたしの妄想アンテナはビンビンに働く。
今あたしの頭の中には、ヤマジ君があたしをこのベッドに寝かせて、リボンタイとブラウスのボタンに手をかける図が浮かんでいた。
うわーん、残念。
ぜひその図を自分の目で見たかったなぁ。
……なんてね。
あ、ダメだ……。
そんなこと想像してたら、また鼻血出ちゃう。
あたしは慌てて頭の中の妄想を掻き消す。
「っつても、それをやったのは、サトシなんだけど」
「え? 工藤君が?」
「うん、あいつ、こういう時の対処慣れてんのかな。妙に冷静だった」
ベッドに横たわる女のブラウスのボタンを外す工藤聡史……。
その姿はまた別な意味で絵になる気がした。
「ええっ」
慌てて自分の胸元を見ると、確かにブラウスの第一ボタンが外されていた。
ひぃいいいいい。
あたしは慌ててブラウスの襟元を手繰り寄せる。
ちょっと待ってよ……。
あたしの妄想アンテナはビンビンに働く。
今あたしの頭の中には、ヤマジ君があたしをこのベッドに寝かせて、リボンタイとブラウスのボタンに手をかける図が浮かんでいた。
うわーん、残念。
ぜひその図を自分の目で見たかったなぁ。
……なんてね。
あ、ダメだ……。
そんなこと想像してたら、また鼻血出ちゃう。
あたしは慌てて頭の中の妄想を掻き消す。
「っつても、それをやったのは、サトシなんだけど」
「え? 工藤君が?」
「うん、あいつ、こういう時の対処慣れてんのかな。妙に冷静だった」
ベッドに横たわる女のブラウスのボタンを外す工藤聡史……。
その姿はまた別な意味で絵になる気がした。