ヤマジ君の…ヒミツ★
ヤマジ君と姫
女の子の声がする。
ヤマジ君のベッドはカーテンを引いていなかったので、すぐにわかってしまったんだろう。
「寝てんの? シンイチ……?」
その人物はヤマジ君が眠っているのを確認しているようだ。
――ギシッ
やがてベッドのスプリングがきしむ音が聞こえた。
その人がヤマジ君のベッドの上に乗ったのだと想像したあたしは、いてもたってもいられず、とりあえず自分のベッドのカーテンをそっと開けた。
その瞬間、あたしは目を見開いた。
そこには、ヤマジ君の上に馬乗りになっている女生徒がいたから。
ヤマジ君のベッドはカーテンを引いていなかったので、すぐにわかってしまったんだろう。
「寝てんの? シンイチ……?」
その人物はヤマジ君が眠っているのを確認しているようだ。
――ギシッ
やがてベッドのスプリングがきしむ音が聞こえた。
その人がヤマジ君のベッドの上に乗ったのだと想像したあたしは、いてもたってもいられず、とりあえず自分のベッドのカーテンをそっと開けた。
その瞬間、あたしは目を見開いた。
そこには、ヤマジ君の上に馬乗りになっている女生徒がいたから。