ヤマジ君の…ヒミツ★
あたしは持っていたカーテンをギュっと握った。
「ん……」
さすがにヤマジ君も目を覚ましたのか声を出した。
その声に一瞬ひるんだ姫子は上体を起こしたものの、ヤマジ君の上から動こうとはしない。
やがてヤマジ君はゆっくりと瞼を開いた。
「……何?」
だけどこの状況に焦ることもなく、いつものようなのんびりした調子で、自分の上に乗っている彼女に問いかけている。
一方、全く悪びれる様子もない姫子は、小首を傾げてにっこり微笑む。
「キスしちゃった」
――小悪魔だ。
小悪魔降臨。
そして今度は唇をヤマジ君の耳元に持っていって囁いた。
「ね、エッチなことしちゃおか?」
「ん……」
さすがにヤマジ君も目を覚ましたのか声を出した。
その声に一瞬ひるんだ姫子は上体を起こしたものの、ヤマジ君の上から動こうとはしない。
やがてヤマジ君はゆっくりと瞼を開いた。
「……何?」
だけどこの状況に焦ることもなく、いつものようなのんびりした調子で、自分の上に乗っている彼女に問いかけている。
一方、全く悪びれる様子もない姫子は、小首を傾げてにっこり微笑む。
「キスしちゃった」
――小悪魔だ。
小悪魔降臨。
そして今度は唇をヤマジ君の耳元に持っていって囁いた。
「ね、エッチなことしちゃおか?」