ヤマジ君の…ヒミツ★
「ダメ―――! やめなさ―――い!」
あたしの声に驚いた姫子は顔を上げてこちらを見た。
――今だっ。
あたしは手にしていた枕を姫子めがけて思いっきり投げつけた。
ボスンッ!
枕は見事に姫子の顔面を直撃。
「……いったぁ……。何よ! アンタ!」
姫子は顔を真っ赤にしてあたしを睨みつけた。
やがて、その表情は軽蔑を含んだようなものに変わる。
「こっそり盗み見してたん? 信じられへん!」
「信じられへんのはそっちでしょ?」
膝がガクガクと震える。
相手は上級生だし。
だけど、ここでひるんでたまるもんか!
あたしの声に驚いた姫子は顔を上げてこちらを見た。
――今だっ。
あたしは手にしていた枕を姫子めがけて思いっきり投げつけた。
ボスンッ!
枕は見事に姫子の顔面を直撃。
「……いったぁ……。何よ! アンタ!」
姫子は顔を真っ赤にしてあたしを睨みつけた。
やがて、その表情は軽蔑を含んだようなものに変わる。
「こっそり盗み見してたん? 信じられへん!」
「信じられへんのはそっちでしょ?」
膝がガクガクと震える。
相手は上級生だし。
だけど、ここでひるんでたまるもんか!