ヤマジ君の…ヒミツ★
あたしはベッドサイドまで近づいていって、胸の前で両手を組んでキッと睨み返した。
「ここは保健室です! このベッドは体を休めるために使うものなんです! 淫らなことがしたいんやったらラブホでも行けば? この尻軽女! ヤマジ君から離れてよ!」
尻軽女は言いすぎたかな……。
そう思って反省した瞬間、姫子の手がシュっと風をきってあたしの頬へ振り下ろされた。
殴られるっ……!!
あたしは咄嗟に目を閉じた。
1秒……
2秒……
3秒……
いつまでも痛みを感じない頬を不思議に思って、あたしはそっと目を開けた。
そして、その目に映ったのは……
「ここは保健室です! このベッドは体を休めるために使うものなんです! 淫らなことがしたいんやったらラブホでも行けば? この尻軽女! ヤマジ君から離れてよ!」
尻軽女は言いすぎたかな……。
そう思って反省した瞬間、姫子の手がシュっと風をきってあたしの頬へ振り下ろされた。
殴られるっ……!!
あたしは咄嗟に目を閉じた。
1秒……
2秒……
3秒……
いつまでも痛みを感じない頬を不思議に思って、あたしはそっと目を開けた。
そして、その目に映ったのは……