ヤマジ君の…ヒミツ★
あたしの唇にフッと息がかかった。
「なんてね」
ヤマジ君は目をパチンと開けてニヤリと笑った。
「こういうことする子じゃないでしょ?」
そう言って、パッとあたしから体を離す。
「ほんとはさ……期待してたんだ」
「へ? ……期待?」
ヤマジ君は「うん」と頷くとクスクス笑い出した。
「カーテンの隙間から覗いてたでしょ?」
「ええっ」
あたしは顔を真っ赤にする。
ヤマジ君、気づいてたんだ。
あたしが二人の様子をこっそり窺っていたこと。
「きっと助けてくれるだろうな……って思ってた」
「なんで? ……なんでそう思ったん?」
あたしはヤマジ君に尋ねた。
なんでだろう……。
すごくドキドキする。
理由はわからないけど……。
ヤマジ君がなぜそう思ったのか、あたしは聞いてみたくなったんだ。
「なんてね」
ヤマジ君は目をパチンと開けてニヤリと笑った。
「こういうことする子じゃないでしょ?」
そう言って、パッとあたしから体を離す。
「ほんとはさ……期待してたんだ」
「へ? ……期待?」
ヤマジ君は「うん」と頷くとクスクス笑い出した。
「カーテンの隙間から覗いてたでしょ?」
「ええっ」
あたしは顔を真っ赤にする。
ヤマジ君、気づいてたんだ。
あたしが二人の様子をこっそり窺っていたこと。
「きっと助けてくれるだろうな……って思ってた」
「なんで? ……なんでそう思ったん?」
あたしはヤマジ君に尋ねた。
なんでだろう……。
すごくドキドキする。
理由はわからないけど……。
ヤマジ君がなぜそう思ったのか、あたしは聞いてみたくなったんだ。