ヤマジ君の…ヒミツ★
どんな言葉が出てくるのかと、あたしの意識は彼の口元に集中していた。
やがてそのキレイな唇が開かれる。
「一年間一緒に保健委員をしてて思ってたんだ。人が嫌がるような仕事も引き受けて、いつも一生懸命頑張ってて……。責任感と正義感の強い子だなって。おまけに、頼まれると嫌だと言えなくてさ。超がつくほどお人好し……ってね。オレのピンチはきっと救ってくれるって思ってた」
「ヤマジ君……」
あたしの涙腺はもうすっかりバカになってた。
涙が止まんないよ。
あたしだけじゃなかった。
一方通行じゃなかったんだね。
ヤマジ君もちゃんとあたしのこと見ててくれたんだ……。
やがてそのキレイな唇が開かれる。
「一年間一緒に保健委員をしてて思ってたんだ。人が嫌がるような仕事も引き受けて、いつも一生懸命頑張ってて……。責任感と正義感の強い子だなって。おまけに、頼まれると嫌だと言えなくてさ。超がつくほどお人好し……ってね。オレのピンチはきっと救ってくれるって思ってた」
「ヤマジ君……」
あたしの涙腺はもうすっかりバカになってた。
涙が止まんないよ。
あたしだけじゃなかった。
一方通行じゃなかったんだね。
ヤマジ君もちゃんとあたしのこと見ててくれたんだ……。