ヤマジ君の…ヒミツ★
ヤマジ君とあの子
井川加奈子はそのままズカズカと部屋の中に入ってきて、あたしと目が合うとにっこり微笑んだ。
「昨日はありがとう」
「あ、うん。もう大丈夫?」
「あれ? カナコってはる子ちゃんと友達なん?」
あたし達の様子に工藤聡史が不思議そうな顔をしている。
「うん。ま、ね。昨日、保健室で薬出してもらってん」
「薬? カナコ、どこか悪いの?」
ヤマジ君が心配そうに井川加奈子を見つめている。
いくら井川加奈子でもさすがに生理痛がひどくて……なんてことを男子に言えるわけもなく
「ううん。もう大丈夫やから。たいしたことないねん」
そう言ってほんのちょっと頬を染めて照れくさそうに笑った。
「昨日はありがとう」
「あ、うん。もう大丈夫?」
「あれ? カナコってはる子ちゃんと友達なん?」
あたし達の様子に工藤聡史が不思議そうな顔をしている。
「うん。ま、ね。昨日、保健室で薬出してもらってん」
「薬? カナコ、どこか悪いの?」
ヤマジ君が心配そうに井川加奈子を見つめている。
いくら井川加奈子でもさすがに生理痛がひどくて……なんてことを男子に言えるわけもなく
「ううん。もう大丈夫やから。たいしたことないねん」
そう言ってほんのちょっと頬を染めて照れくさそうに笑った。