【完】今夜も愛してあげる。




「ごめんね、さすがにやり過ぎたって反省してる」



「本当ですよ……もう少し加減してください」



「んー、君が俺の気持ちを理解してくれたら考えるよ」




そう言って微笑む湊叶さんの真意が分からない。




私が彼の秘密を知ることができ、別れることができるのか。


それとも私が本気で彼を好きになってしまうのか、



もはや見当もつかなかった。






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