【完】今夜も愛してあげる。
また違う日には奥を開発するとか言って、ベッドの上で両足を大きく広げられた。
「Gスポットって分かる?指を入れてみるから、良かったら教えて。」
私の顔を見つめながら、長くて案外ごつい彼の指が割れ目から侵入してくる。
「とんとんってするね。どう、気持ちいい?ちょっとだけ強くしてみようか」
子どもに言い聞かせるような優しい言い方だけど、やってる事はえげつない。
2本の指が交互に抜き差しを繰り返す度に体が痙攣し、
時折、気まぐれに関節を曲げられてビクッ!と背中を仰け反る。
どうにか快感をやり過ごそうとしても、次々と迫り来る快感の前には成す術もなくて。
「も、止めてください……おかしくなりそう」
「あ、イきそうな時言って」
「そんなの恥ずかしくて無理……!!」
「無理じゃない」
「……ふぁ………っ!」
「あ、今イったな。もう1回練習するから次はちゃんと言えるよね」
困った奥さんだ、やれやれとまるで私が失敗したかのような口ぶりなのが気に入らない。
そして、再び私を絶頂まで連れて行こうとするのだ。