26歳、婚活したら恋しました
そうこうしているうちに、お店の閉店時間になった。
「そろそろ帰ろっか」
ふたりでお店を出ると、
ザーーーーーーーーーッ
大雨だった。
「傘持ってきてない」
「なんで?ずっと雨だったじゃん」
「家出るとき降ってなかったんだもん」
「バカじゃん」
馬鹿と言いながら駅まで傘に入れてくれた。
わたしは地下鉄のため、地下鉄の改札に向かう。
彼は同じ線ではないようだが送ってくれるらしい。
「何線で帰るの?」
「あー、○○駅(違う駅) 」
「え、ここじゃないじゃん」
「うんめっちゃ反対」
「いいよ、駅行きなよ」
「いい、送る」
送ると言って聞かない彼。
結局改札まで送ってもらった。
「今日はありがとう、
またあそびにいこうね」
次の予定は決めないまま解散した。