26歳、婚活したら恋しました
次の日、午前中に予定のあった彼は
朝早くに帰ってしまった。
起きた時もたくさんキスをした。
でも彼が帰ってわたしに残ったのは、
虚無感と自責の念だけだった。
どうしてキスを受け入れてしまったんだろう、
軽い女だと思われただろうか。
どういう気持ちでキスしてきたんだろう。
解決することのない思いが頭の中でぐるぐる回った。
『おじゃましました』
『狭い家ですけどいつでもどうぞ』
『次いつ会う?』
『来週はどう?』
『大丈夫だよ』
『どこ行こっか』
『プラネタリウムとかどう?』
『行ったことないから行ったみたい』
複雑な思いもあったが、
次のプラネタリウムデートが決まった。