26歳、婚活したら恋しました
最寄駅に着き、 お寺に着いた。
しっかりとお詣りをする。
そしておみくじを引きたいと彼に付き合った。
わたしはこのお寺で新年におみくじを引いて
凶が出たから引くのはやめた。
彼の結果は、中吉。
いい結果だったので、ずるいなと思いつつ、
彼のおみくじをふたりで読んだ。
そうこうしていると、17時半頃になっていて
近くに飲みにいくことになった。
大衆居酒屋に入り、軽いおつまみとお酒を頼む。
「こないだの科学館で覚えたこと友達に話したら
まじで意味わかんないみたいな反応された」
「ちゃんと覚えてたの?偉いじゃん」
「覚えてるよ!」
科学館で教えてもらったことを話すと、
彼はとても満足そうに聞いていた。
「わたしは理解力のある馬鹿だから
ちゃんと理解はできるんだよ」
「偉いね~」
頭を撫でてくる彼。
カウンター席だったからいつもより近い。
酔いが少しまわってきたのか、
少しずつスキンシップが激しくなってきた。
わたしの少し出たお腹の贅肉を嬉しそうに摘んでくる。
太っているのを知ってるのは分かってるけど
やっぱり女として触られたくはない。
何度怒ってもお腹に手を持ってきた。