last Days〜キミに出逢って知った事〜
でも病気大丈夫かな??
体調今日は、いいけど……。
「どうする??」
みんながジーッと私の顔を見ている。
行きたい……!
でも……!
「まーゆー!」
和泉ナオ以外の3人が声を揃えて呼ぶ。
「行こうよ!!」
「友達記念に!」
「そやで!友達1日目やからパーっと遊ぼうや!」
誘ってくれる3人に「真優は、どうしたい?」と和泉ナオが再び問いかけた。
「行く!!!」
病気のことを考えててもキリがない。
それに友達という言葉に嬉しくなる。
こんなこともう無いかもしれない。
これを逃したらいけなくなるかもしれない。
それだけは、嫌だ……。
「よし、なら行くか!」
和泉ナオは、イスから立ち上がった。
「とりあえず、真優の鞄取りに行かないとな。じゃないと帰れない」
「そやな!ほな行こか!」
和泉ナオの言葉にみんなは、ゆっくりと歩きだした。
「ほら、行くぞ」
友紀が呟く。
それに釣られて良と未来も。
「真優ちゃん早くー!!」
「置いていくでーーー!!」
「今、行く!!」
私も立ち上がり4人の後を歩いた。
前を歩いている4人の背中をがとてもキラキラして輝いて見えた。