last Days〜キミに出逢って知った事〜

「先生、取りに来ました。今日は、もう帰ります」

保健室まで来る途中和泉ナオに「俺らがついて行くと真優が何言われるかわかんないから俺ら門のところにいる」と言われて1人で保健室まで荷物をとりにやってきた。

「なんで??」と質問した私に未来が
「俺らこんな見た目やん?なんちゅーかいわゆる問題児って奴やねん!だからあんまりセンコウらに見られると真優がいい風に思われんくなるかも知らんから」と未来が言った。


まあ、そうだよね。

見た目がどうもこのご時世でいう不良の分類に入るみたいだもんね。

「わかった」

「じゃ、俺ら門のところにいるから真優ちゃんは、荷物とってきて!ゆっくりでいいからね!」

とみんな校門へと向かって行った。


「あら、橘さん。今日は帰るの??送ろうか??」

「大丈夫です。ゆっくりだけど帰ろうかと思ってるんで」

「そうなの??大丈夫??無理しなくていいのよ??もしいきなり体調悪くなったら困るけど……」

先生は、心配そうに私を見る。

「もし体調悪くなったら母に電話します!だから大丈夫です!」


やりかけの問題集を鞄に詰める。

「そう??なら家に着いたら保健室にも一応連絡だけ入れてくれる??心配だから!」

「わかりました!」

鞄の整理を終えて保健室の裏口へと向かう。

「気をつけて帰るのよ??また明日も来れそうならゆっくりでいいからね!」


「はい!また明日ー」


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