貴方とずっと一緒。
私も大好きな図書館に行くために教室を去ることにした。

図書館につくと、お気に入りの窓際の席に座る。静かな空気と少し埃臭い様な匂いが心地良い。

気の済むまで本を読んでいると、窓の外が暗くなってきた。やば!日が落ちるまでに帰らないと…!

そう思って、外に出たが時すでに遅し。
外は真っ暗。

「はぁ…またやっちゃった。真っ暗だよ…」

暗い帰り道をとぼとぼと歩いた。

すると、前に人影が現れた。 
少し怖くなって身構えてしまうと、

「ごめん、怖がらないでよ。僕だよ。僕。」

そういうと優しい声音でその人影はこちらへとやってきた。

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