いつか、君と同じ世界を見たい


自転車に乗って、一年通り続けた道を今日も走る。


少し行ったところで、同じく自転車に乗り私を待つ幼馴染がいた。


それ目がけて自転車をもう一度漕ぎ、声をかける。


「おはよ。」


「おはよー。やっぱ20分早いだけでも辛いわー。」


こちらを一目見ると、一緒に自転車を漕ぎ始めた。


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