オレンジ色の君
大音量で音楽を聴きながら、

ゆっくりゆっくり学校へ向かう。

バッ

『!?』











いきなり後ろから不意打ちで、

ヘッドホンをはずされた。

あまりの驚きで声も出ない。

振り向く先には隼人の姿があった

「はよ♪」

隼人は軽く首をかしげながら

比奈の顔をのぞきこむ。
< 38 / 45 >

この作品をシェア

pagetop