七色の魔法使い#4~月は風の手を借りて~
「僕の絵柄に合う曲……なのか?」
僕はそう呟いて、ラフを描いてみる。その上に、色を乗せて……カラーラフの完成!
ペンを置いて、僕は時計に目を移した。もう12時かぁ……そろそろ寝ないとな……。
僕はパソコンの電源を切ると、布団に横になった。
今日は、朝から笛の音や太鼓の音が聞こえてくる。その音を聞いて、僕は窓の外を見つめた。
そう言えば、今日……地域の祭りがあるんだっけ?気分転換に、行ってみるか。
僕は近くの広場で祭りがあったことを思い出して、パソコンの電源を落とす。そして、立ち上がって祭り会場の方に向かって歩き出した。
「冬くん」
誰かに声をかけられた気がして、僕は声がした方を見る。そこには、紫月と楓が立ってた。
「……紫月……楓……」
「やっほ~!この町で祭りがあるって輝一くんから聞いて、遊びに来たよ!」
ニコりと楓は笑う。そう言えば、輝一には今日、祭りがあることを話したなぁ……。
「冬くん……皆が待ってる。早く行こう……」
紫月は僕の背中を押して、楓は「そうだね!」と僕の腕を引っ張った。
「……分かった!分かったから!」
僕が言うと、2人は僕から手を離す。僕、誰かに触れられるの苦手なんだよ……親友の輝一でも無理な時があるのに……。
僕はそう呟いて、ラフを描いてみる。その上に、色を乗せて……カラーラフの完成!
ペンを置いて、僕は時計に目を移した。もう12時かぁ……そろそろ寝ないとな……。
僕はパソコンの電源を切ると、布団に横になった。
今日は、朝から笛の音や太鼓の音が聞こえてくる。その音を聞いて、僕は窓の外を見つめた。
そう言えば、今日……地域の祭りがあるんだっけ?気分転換に、行ってみるか。
僕は近くの広場で祭りがあったことを思い出して、パソコンの電源を落とす。そして、立ち上がって祭り会場の方に向かって歩き出した。
「冬くん」
誰かに声をかけられた気がして、僕は声がした方を見る。そこには、紫月と楓が立ってた。
「……紫月……楓……」
「やっほ~!この町で祭りがあるって輝一くんから聞いて、遊びに来たよ!」
ニコりと楓は笑う。そう言えば、輝一には今日、祭りがあることを話したなぁ……。
「冬くん……皆が待ってる。早く行こう……」
紫月は僕の背中を押して、楓は「そうだね!」と僕の腕を引っ張った。
「……分かった!分かったから!」
僕が言うと、2人は僕から手を離す。僕、誰かに触れられるの苦手なんだよ……親友の輝一でも無理な時があるのに……。