御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜
「香! 香の研修が終わったら、俺と結婚して欲しい。」
「……‼︎ 」
「申し訳ないけど、まだ離れ離れの生活は続く。でももう、ただの恋人ではイヤなんだ。俺は、香の婚約者になりたい。これから先、ずっと人生を共にするのは、香しか考えられない。だから、俺の婚約者になってください。そして、1年後、俺と結婚してくれますか?」
そう言って、用意していた小さな箱を取り出した。もちろんそこには光り輝くダイヤの指輪が。
「昇平…嬉しい…。
本当? 私と結婚してくれるの?
私でいいの?」
「当たり前だ。香しかいないだろう?
俺には。」
「……はい。よ、よろしくお願いします!」
「やった!」
にっこり大きな笑顔でガッツポーズをする昇平。周りで見守っていたゲストの方々からも歓声と拍手が沸き起こる。
「息子の公開プロポーズ……」
藤田先生の呟きがこちらにまで聞こえた。
サプライズを知っていたのは、岩橋夫妻と私達夫婦だけだからね。
左の薬指に指輪をつけてもらう頃には、香ちゃんの頬は涙で濡れていた。でも、本当に嬉しそう。
良かったね。
そして私からも幸せのバトンを。
「香ちゃん、はい! もらってくれる?」
差し出したのは手に持っていたブーケ。
沢山の想いを込めたブーケだ。
次は香ちゃんの番だから。
「花ちゃん! う〜〜〜ありがとう〜〜。」
良かった。大成功だ。
「……‼︎ 」
「申し訳ないけど、まだ離れ離れの生活は続く。でももう、ただの恋人ではイヤなんだ。俺は、香の婚約者になりたい。これから先、ずっと人生を共にするのは、香しか考えられない。だから、俺の婚約者になってください。そして、1年後、俺と結婚してくれますか?」
そう言って、用意していた小さな箱を取り出した。もちろんそこには光り輝くダイヤの指輪が。
「昇平…嬉しい…。
本当? 私と結婚してくれるの?
私でいいの?」
「当たり前だ。香しかいないだろう?
俺には。」
「……はい。よ、よろしくお願いします!」
「やった!」
にっこり大きな笑顔でガッツポーズをする昇平。周りで見守っていたゲストの方々からも歓声と拍手が沸き起こる。
「息子の公開プロポーズ……」
藤田先生の呟きがこちらにまで聞こえた。
サプライズを知っていたのは、岩橋夫妻と私達夫婦だけだからね。
左の薬指に指輪をつけてもらう頃には、香ちゃんの頬は涙で濡れていた。でも、本当に嬉しそう。
良かったね。
そして私からも幸せのバトンを。
「香ちゃん、はい! もらってくれる?」
差し出したのは手に持っていたブーケ。
沢山の想いを込めたブーケだ。
次は香ちゃんの番だから。
「花ちゃん! う〜〜〜ありがとう〜〜。」
良かった。大成功だ。