御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜
実はこのサプライズ公開プロポーズ。
昇平から指輪の相談を持ちかけられたことから計画が始まった。
ー遡ること3週間前ー
A terraceでいつものようにランチを食べていた私達。私と光ちゃんで指輪選びの相談にのっていたら、寿貴先生から
「プロポーズっていつやるの?」
と聞かれたのだ。
昇平は、私が香ちゃんを結婚式に招待しているのをもちろん知っていたので、結婚式が終わってからするつもりだと答えた。
すると賢人くんが
「結婚式の前にできたらいいのにね。」
と言ったのだ。その意味はなんとなくわかった。
女心だ。
招待された結婚式に、キラキラ光る婚約指輪を付けて行けたら、絶対に嬉しい。
婚約期間も婚約指輪もなかった私には出来ない事だったので、想像すると羨ましいと思ってしまう。
でも昇平は
「式の前に会う時間はないよ。香は当日、朝イチの新幹線で来るんだ。式が始まる前にプロポーズなんて、慌ただし過ぎないか?」
と言った。
それは確かに無理がある。
昇平の考えでは、結婚式の後、2人っきりになった夜にでも、ちゃんとムードを考えて、プロポーズするつもりだったのだろう。
昇平から指輪の相談を持ちかけられたことから計画が始まった。
ー遡ること3週間前ー
A terraceでいつものようにランチを食べていた私達。私と光ちゃんで指輪選びの相談にのっていたら、寿貴先生から
「プロポーズっていつやるの?」
と聞かれたのだ。
昇平は、私が香ちゃんを結婚式に招待しているのをもちろん知っていたので、結婚式が終わってからするつもりだと答えた。
すると賢人くんが
「結婚式の前にできたらいいのにね。」
と言ったのだ。その意味はなんとなくわかった。
女心だ。
招待された結婚式に、キラキラ光る婚約指輪を付けて行けたら、絶対に嬉しい。
婚約期間も婚約指輪もなかった私には出来ない事だったので、想像すると羨ましいと思ってしまう。
でも昇平は
「式の前に会う時間はないよ。香は当日、朝イチの新幹線で来るんだ。式が始まる前にプロポーズなんて、慌ただし過ぎないか?」
と言った。
それは確かに無理がある。
昇平の考えでは、結婚式の後、2人っきりになった夜にでも、ちゃんとムードを考えて、プロポーズするつもりだったのだろう。