御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜
ーサプライズは感動と笑顔でー
昇平の公開プロポーズに成功して、ホッとしていた私達。
そこに何故かグランドピアノが運ばれてきた。これはホスピタルの1階フロアに設置されていたものではないか。
「え? え? どうしてピアノが⁇」
すると、まだ司会席にいた賢人くんがマイクを取った。
「皆様、ただ今、グランドピアノが運ばれてまいりました。ここで、新婦、花さんのご親族、朝倉愛様からプレゼントがございます。」
賢人くんの横に立つ愛先生が、マイクを受け取った。
少し前から、お昼ご飯を食べさせてもらった仁貴は、ベビーカーでぐっすりお昼寝に入っていた。
「新婦、花の叔母、朝倉愛と申します。
本日は皆様、姪のためにお集まりいただきありがとうございます。
…花ちゃん、結婚おめでとう!
花ちゃんは、うちの4人の子供達とは従姉になるけど、いつも一緒に遊んでいて、5人兄弟の長女のようでしたね。うちの子供達の面倒をよく見てくれました。ありがとう。
そこで、朝倉弟妹から大好きなお姉ちゃんの花ちゃんに、歌のプレゼントを贈りたいと思います。聴いてくれる?」
びっくりして、声も出ない私は、コクコクと、ただ頷いた。
そこに何故かグランドピアノが運ばれてきた。これはホスピタルの1階フロアに設置されていたものではないか。
「え? え? どうしてピアノが⁇」
すると、まだ司会席にいた賢人くんがマイクを取った。
「皆様、ただ今、グランドピアノが運ばれてまいりました。ここで、新婦、花さんのご親族、朝倉愛様からプレゼントがございます。」
賢人くんの横に立つ愛先生が、マイクを受け取った。
少し前から、お昼ご飯を食べさせてもらった仁貴は、ベビーカーでぐっすりお昼寝に入っていた。
「新婦、花の叔母、朝倉愛と申します。
本日は皆様、姪のためにお集まりいただきありがとうございます。
…花ちゃん、結婚おめでとう!
花ちゃんは、うちの4人の子供達とは従姉になるけど、いつも一緒に遊んでいて、5人兄弟の長女のようでしたね。うちの子供達の面倒をよく見てくれました。ありがとう。
そこで、朝倉弟妹から大好きなお姉ちゃんの花ちゃんに、歌のプレゼントを贈りたいと思います。聴いてくれる?」
びっくりして、声も出ない私は、コクコクと、ただ頷いた。