御曹司は魔法使い⁉︎ ② 〜私達、結婚式を挙げます!〜
「…藤田昇平……ああ、国内留学の?」
「そうです! 宜しくお願いします!」
「…ああ。こちらこそ宜しく。」
「えー? 昇平、寿貴先生に付くの?
じゃあ…さっきの憧れの先生って…。」
「そうだよ。桜川寿貴先生だ。
ずっと憧れてて、まさか花の旦那さんになると思わなかったよ。
俺、ちょっと嫉妬したぞ。」
「嫉妬…」
「…ふぇぇぇ〜〜」
そこで仁貴が目を覚ました。
「あ、起きちゃった。」
素早く動いたのは寿貴先生。慣れた手付きで、まだ据わらない首を支えて抱き上げる。
「仁貴、起きたのか。
よしよし。んー、オムツじゃないか?」
「そうだね、多分この泣き方は。
ちょっと替えてくるね。あ、私ボックスランチを頼んでおいて。」
「ああ。わかった。」
「昇平、ごめんね?
オムツ替えたらすぐに戻るから、寿貴先生と先に食べてて。まだ注文していないなら、今日はパスタがオススメだよ。昇平の好きなナポリタンのアレンジだから。」
そう言って私はベビールームに急いだ。
「そうです! 宜しくお願いします!」
「…ああ。こちらこそ宜しく。」
「えー? 昇平、寿貴先生に付くの?
じゃあ…さっきの憧れの先生って…。」
「そうだよ。桜川寿貴先生だ。
ずっと憧れてて、まさか花の旦那さんになると思わなかったよ。
俺、ちょっと嫉妬したぞ。」
「嫉妬…」
「…ふぇぇぇ〜〜」
そこで仁貴が目を覚ました。
「あ、起きちゃった。」
素早く動いたのは寿貴先生。慣れた手付きで、まだ据わらない首を支えて抱き上げる。
「仁貴、起きたのか。
よしよし。んー、オムツじゃないか?」
「そうだね、多分この泣き方は。
ちょっと替えてくるね。あ、私ボックスランチを頼んでおいて。」
「ああ。わかった。」
「昇平、ごめんね?
オムツ替えたらすぐに戻るから、寿貴先生と先に食べてて。まだ注文していないなら、今日はパスタがオススメだよ。昇平の好きなナポリタンのアレンジだから。」
そう言って私はベビールームに急いだ。