幼なじみは一途に絡まった赤い糸をほどく◆おまけのお話追加しました◆
「いつ行くの?」
「……今日。学校終わってから」
「制服デート?萌える!」
「もう、からかわないでよう」
小春は膨れながらも、放課後が楽しみで仕方なかった。デートじゃないと言っておきながら、やはり二人きりで出掛けるのだし、デートなのかもしれないなんて考えてしまって顔がゆでダコの様になる。
それほどまでに政宗のことが好きだと、再認識した。
「明日話聞かせてよ」
「いいけど、パンケーキ食べるだけだよ」
「わかってるって~」
夏海も楽しそうに笑う。
その日はソワソワしすぎてあまりよく授業を聞いていなかったが、気づけばあっという間に放課後になっていた。
トイレの鏡の前で髪の乱れを直す。
制服のリボンも歪みがないか何度もチェックした。
どんなにデートじゃないと言い張っても、やはり好きな人の前では少しでも可愛く綺麗でいたいものだ。
「……今日。学校終わってから」
「制服デート?萌える!」
「もう、からかわないでよう」
小春は膨れながらも、放課後が楽しみで仕方なかった。デートじゃないと言っておきながら、やはり二人きりで出掛けるのだし、デートなのかもしれないなんて考えてしまって顔がゆでダコの様になる。
それほどまでに政宗のことが好きだと、再認識した。
「明日話聞かせてよ」
「いいけど、パンケーキ食べるだけだよ」
「わかってるって~」
夏海も楽しそうに笑う。
その日はソワソワしすぎてあまりよく授業を聞いていなかったが、気づけばあっという間に放課後になっていた。
トイレの鏡の前で髪の乱れを直す。
制服のリボンも歪みがないか何度もチェックした。
どんなにデートじゃないと言い張っても、やはり好きな人の前では少しでも可愛く綺麗でいたいものだ。