渚便り【完】
飽きないくらい毎度違った色々な物をくれたけど、中でもお気に入りがタバコのような形をしたラムネ菓子。
箱もタバコケースに似ているものだから、大人がタバコを持つ姿を真似して、みんなで笑いながら食べていたものだ。
「ねーアニキ、こんどサーフィンやりたい」
「なぎさにはまだ早いだろうから大きくなったらな」
「はーい」
アニキはサッカーの他に、お父さんの影響で日課としてサーフィンもやっているらしい。
海が絡むゆえに危険度が高いと見なされ、教えるのはもう少し大きくなってからと度々言われていた。
結局これに関しては私の両親からストップがかけられたこともあり、結局未だ教えてもらえずにいるのだけれど。
その分、アニキの影響で好きになったサッカーに専念できたと思えば、結果オーライかもしれない。
箱もタバコケースに似ているものだから、大人がタバコを持つ姿を真似して、みんなで笑いながら食べていたものだ。
「ねーアニキ、こんどサーフィンやりたい」
「なぎさにはまだ早いだろうから大きくなったらな」
「はーい」
アニキはサッカーの他に、お父さんの影響で日課としてサーフィンもやっているらしい。
海が絡むゆえに危険度が高いと見なされ、教えるのはもう少し大きくなってからと度々言われていた。
結局これに関しては私の両親からストップがかけられたこともあり、結局未だ教えてもらえずにいるのだけれど。
その分、アニキの影響で好きになったサッカーに専念できたと思えば、結果オーライかもしれない。