一度読んだら抜け出せなくなる。
天音ちゃんにとっての桜木のような。
桜木にとっての天音ちゃんのような。
心臓バクバクしてしんどい。
圧巻の表現力によって作品にスッと入り込めて戻れなくなってしまいます。作者さまの、オリジナリティ溢れる表現力こそ、一度触れるとトリコになって。主役のふたりだけでなく、全員がものすごく生きていて。もっともっと知りたくなる。
なによりもやはり、桜木と天音ちゃんのお互いへの想い。唯一桜木と対等になれる、主導権を握れる天音ちゃんが彼と同じくらい最高にかっこよくて。かわいい。桜木sideは涙なしでは読めませんでした。頭のてっぺんの毛まで立って鳥肌が止まらないレベルの伏線回収。ピンチのとき必ず現れる世界一のヒーロー、桜木桔梗。最後、彼の名前をさらに好きになる。タイトルの意味を知った時また涙腺がぶっ壊れる。愛しています。素敵な作品をありがとうございました。宝物です。