罰ゲームから始まる恋


なんで彼の誕生日が無ければって思ったか?


だって、祝わなきゃいけないじゃん。
それはめんどくさいじゃん。


好きでもない人に誕プレとか買いたくなくない?


私の誕生日もないから、セーフだし。



「え……//わ、私……?」



なんでか咄嗟に照れた演技をしてしまった。

いらなくね?この無駄にある演技力。
ま、まあ、始めたからには最後まで頑張ろう。



「そう、神田さんのことが好きで…付き合ってください!」



おうおう、言うなー君!
私じゃなかったら一発OKだよ!
私も一発OKだけど!!



「あの……、ぜ、ぜひお願いします!」



「ほんと!?うわあ、やった!じゃあ明日からよろしく!」



ふん、私のおかげで自分の10000円が阻止できたこと感謝しろよ!?


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