罰ゲームから始まる恋
ま、まあまあ、3ヶ月の辛抱だから。
3ヶ月だから。耐えろよ私。
だって学校一緒に行くったって、歩きゃいいんでしょ?
所詮歩行。問題ナッシング。
あーでも、一緒に帰ろうとか言われるのか、めんどくさ。
まあ、これは断っちゃおうかな!
とりあえずここまで聞けたので、帰ることにした。
家に帰る道の途中、大宮くんからLINEが来た。
<明日の朝、学校行かない?>
きっと、まだ友達も一緒にいるだろう。
<学校?行くけど>
と送っておいた。
そりゃあそうだ。学校には行くに決まっている。
<あ、ごめん!一緒にってこと!>
はいはい、しってますよー。
一緒に行かなきゃいけないもんね。
めんどくさいなー!
思えば彼らからしてみれば、賭けって知ってるって知らないわけだから、私が彼のこと好きって思われてるってことだよね。
不服だ。