罰ゲームから始まる恋


<一緒に行ってくれるの!?ぜひ!>


はい、いい子ー!

是非じゃないわー!喜んでないわー!!

むしろめんどくさいって思ってるわー、ごめんね!!


<じゃあ、8:00に学校の最寄り駅集合で!>


<りょうかい!>


という感じで、一緒に行くことになってしまった。


……めんどくさいなんて思ってないよ?


帰ったら私も友達に報告しよ。




家に帰って、ご飯も食べ終わって、お風呂も入った。


よし、連絡。


<聞いてよ綾ー!!今日の放課後、今日イチ面白いこと起こったんだけど、電話していい?>


すぐに既読がつき、向こうから電話がかかってきた。


«何よー、面白いことって!»


«聞いて驚くなよ!?実は……………………»


«いや、そんなに溜めないでくれる?»


«はい了解しましたー、実は!あの!!大宮幸弥くんに!!告白されましたーー!!»


< 8 / 14 >

この作品をシェア

pagetop