罰ゲームから始まる恋
<一緒に行ってくれるの!?ぜひ!>
はい、いい子ー!
是非じゃないわー!喜んでないわー!!
むしろめんどくさいって思ってるわー、ごめんね!!
<じゃあ、8:00に学校の最寄り駅集合で!>
<りょうかい!>
という感じで、一緒に行くことになってしまった。
……めんどくさいなんて思ってないよ?
帰ったら私も友達に報告しよ。
家に帰って、ご飯も食べ終わって、お風呂も入った。
よし、連絡。
<聞いてよ綾ー!!今日の放課後、今日イチ面白いこと起こったんだけど、電話していい?>
すぐに既読がつき、向こうから電話がかかってきた。
«何よー、面白いことって!»
«聞いて驚くなよ!?実は……………………»
«いや、そんなに溜めないでくれる?»
«はい了解しましたー、実は!あの!!大宮幸弥くんに!!告白されましたーー!!»