許す事ができるの?
誠史は、陽史と遊び
咲茉は、恵とピアノの練習して
眠りについた。
「学校での俺を見て呆れた?」
と、眉を寄せて話す陽史に
「どうして?」
と、訊ねると
「冷たい人間?と思われたかと。」
「うふっ、ないよ。
私も、家と学校では違うから。」
「恵も?でも、恵は綺麗だから
声をかけられるだろう?」
「ん?中学生にやきもち?
私の回りには女子ばかりかな?」
と、言うと
「本当に?男の先生は?」
「う~ん、私は、五教科とは
違うから、家庭科の先生や
養護教諭の先生といるから。」
と、言うと
陽史は、ホッとした顔をしながら
恵を抱き締めて
「ちっちゃい人間でごめん。」
と、言うから
「ううん。好きよ、そんなあなたが。」
と、伝えると
陽史は、嬉しそうにて
私にキスをして
私を抱き上げて寝室へと
入って行く。
そのまま、部屋着を脱がされ
陽史に翻弄されながら
陽史が私の中に入ってきた時には
私の頭は真っ白になっていて
「んっ·····ぁあ····んっ」
「うっ····ふぅ····ん·····
けい···っ····け··いっ··あいし···てっ··る···」
陽史の腰は、深く、浅くを繰り返し
最後に中へ中へ、深く、深く
打ちつけて果てる。
私達は、二人でいき
抱きしめ合う
陽史にすっぽり抱き締められると
私は、凄く安心する。
陽史の胸に唇を当てながら
呼吸を繰り返していると
陽史が、再び私の中に入り
「ぅん····ゃっ···フゥ····ン····」
「ご···めん···けいの···と··いき···で
かん···じて···っ···しまっ····た····」
と、うつ伏せにさせられ
後から陽史がせめたてる。
腰が崩れる私の腰を支えながら
再び陽史は、私の奥に奥に
腰を打ちつけて果てた。
私は、ぐったり····
そのまま、陽史に抱き上げられて
シャワーを浴びせられ
シャワーを浴びながら
また、繋がり
身体を拭いてもらって
また、繋がり
ベッドに運ばれた時には
意識は飛んでいた。
陽史は、無理をさせてしまった
恵にキスをして
二人の子供達の部屋を覗いて
布団を着せて
恵のいるベッドへと戻り
恵を抱き締めて
「ごめんね。愛してる。」
と、言うと
恵は、ホヤっと笑った。
またまた、自身がムクムクと
なりそうになるのを
苦笑いをしながら
どれだけ、恵が好きなんだと
自身にあきれながら
眠りについた。
どうぞ、いつまでも
俺のそばにいて·····
と····願う·····
咲茉を中心に誠史
耕史と菫さんの子の亜理子ちゃん
律君家の野々花ちゃん
健さん、靖さんとこの
晃くんと日向くん
田辺先生、由美先生のとこの
文佳ちゃん
みんな仲良しだ。
本当に、人の出会いや別れは
不思議だと思うが
出合った人達が皆
幸せであって欲しいと思う。
もちろん、それは戸川さんにも
言える。
皆の幸せを願いながら
心から愛している恵を抱き締めて
陽史は、そっと眼を閉じた。
完