こんな思いを···いつまで

翼と大倉財閥総帥・友章は、
静には、マンションを与えて
秘書の仕事は辞めてもらう。
変わりの秘書は、ひまりでなく
男性の秘書を置く

静の住む所は、
大倉の持つマンションだ。
2LDKでセキュリティは万全だ。

生活費は翼がだすが
仕事は、大倉管轄の別の会社に
決めた。
秘書ではなく総務だ。

翼のマンションも静と同じ建物で
翼は、3LDKで階は、27階
静は、15階だ。
マンション内での行きは、
外にはわからないだろう、と。

翼が静の部屋に行く。
静は、翼の部屋には絶対に行かない。
翼との関係は、他言しない。
SNSだろうがネット関係も家族
身内にもだ。
これを書面にして渡す。

上記を守れない。
もしくは、上記に対して不服の場合は
全てを無効とする。
と、弁護士を入れて話した。

静は、このところ
自分のご機嫌とりばかりの
翼に辟易していたから
少し離れるのも良いかと
思っていた。
それに、愛人?生活がいやなら
止めれば良いだけ。
だが、今は翼から離れる気持ちもないし
条件も良いからのむ事にして
書面にサインをした。

引っ越しは早急に行い
静の退職と秘書の引継にかかる。

そして、翼も社長より早く出社して
新しい男性の秘書に
仕事を教えた。

彼女との婚約は、
社内でも、持ちきりだったが
彼女は、変わらずに
朝出社して総務課で仕事をして
帰宅する生活を送っていた。

俺に会いに来ることもなく
今でも連絡先一つしらない。
全く接点がないため
社内でも本当に婚約者か?
と、噂が流れていた。
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