あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
『みくるちゃん、柊先生と知り合いなら良かった!今日は1日先生とペアだから心配だったんだけど、大丈夫そうね』

『はぁ~い!!』

『えっ!?こいつとペア……マジか…』

『先生!大事な大事なみくるちゃんですので、
取り扱いには十分注意してくださいね!!』

『大事な??え、どういう事ですか!?』

不適な笑みを浮かべた蘭子は、みくるを聖人に
託し自分の持ち場へ行ってしまった。

部屋には視力検査担当のみくると、
診察の聖人2人きり……

『ふふふぅ~~』

『何笑ってんだよ!』

『だって、また会えると思わなかったから。
しかもこんなに早く』

『俺はまたお前に会ってしまってがっかりだよ』

『お前じゃないです!!みくるです!!
どうしてがっかりなんですか??』

『みる、みく、言いづらいな……あ!ミルク!!
お前ミルクでいいだろ?その方が言いやすいわ』

『ミルク…牛乳?…はい!!ミルクです!!』

『ははっ、変な奴。』
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