あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
今すぐにでもみくるが欲しい……
けれど、やっぱり医者の自分がどこかにいて
どうしても体が心配になった。


『体…辛くないか?まだ少し熱いけど…』

『それは、聖人さんのせいだと思います』

『ふふっ、それは俺のセリフだろ』

『どぅしてくれるんですか……?』

『じゃあとりあえず、一緒に寝ますか?』

『ふふっ、それは…私のセリフです』


みくるの笑顔の奥にある不安……
この後、一体何をされるの?
私は、どうしたらいいの?
そんな心情を聖人は見抜いていた。


『好きだよ、みくる。』

『え……』

聖人がみくると名前を呼ぶと、何故か一瞬で
不安が吹き飛び、聖人の想いがすうっと心に
入ってきた。

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